赤いチーム、緑のチーム、赤いチーム

Stoke,Bremen,ASRoma,sometime,Liverpool

夏だよ、キャンプだよ、ブレーメンの予定だよ。

我らがブレーメンは来る16−17シーズンに向けて7月8日よりシーズン前のキャンプへと突入します。

以下がスケジュール

Friday, 8th July, training begins: Weser-Stadion, Bremen

Sunday, 10th July, 10:00 CEST, training: Weser-Stadion, Bremen

10th-16th July, training camp: Neuruppin

Tuesday, 12th July, 18:30 CEST, friendly, VSG Altglienicke vs. SV Werder: Fritz-Lesch-Sportplatz, Berlin

Saturday, 16th July, 12:00 CEST, friendly, Neuruppin-Auswahl vs. SV Werder: Volksparkstadion, Neuruppin

Saturday, 16th July, 18:30 CEST, friendly, VfB Lübeck vs. SV Werder: Stadion Lohmühle, Lübeck

21st-29th July, Zillertal training camp: Zell am Ziller, Austria

Tuesday, 26th July, friendly, SV Werder vs. Huddersfield Town: Parkstadion, Zell am Ziller

Friday, 29th July, 18:00 CEST, Dresden Cup, SV Werder vs. Real Betis: DDV-Arena, Dresden

Saturday, 30th July, 16:00 CEST, Dresden Cup, Dynamo Dresden vs. SV Werder: DDV-Arena, Dresden

Saturday, 6th August, friendly, SV Werder vs. Lazio: Weser-Stadion, Bremen

9th-13th August, training camp: Herzlake

Wednesday, 10th August, friendly, SV Meppen vs. SV Werder: Hänsch-Arena, Meppen

Sunday, 14th August, Fans’ Day 2016: Weser-Stadion, Bremen

19th-22nd August, DFB Cup first round, Sportfreunde Lotte vs. SV Werder: Sportpark am Lotter Kreuz, Lotte

26th-28th August, Bundesliga matchday 1: Venue and opponent unknown

7月10日からはじまるキャンプはドイツのノイルピーンという場所に赴くようです。

最大の焦点はラツィオとのトレーニングマッチ、公式戦開幕戦のDFBカップあたりでしょうか。

昨シーズン久々にDFBカップの1回戦突破したけど、シーズンは真っ暗だったのでどうすればいいのでしょうか。でも負けるところは見たくないから勝て勝て。

 

 

アイスランドにまさかの敗戦イングランド、国内メディアが下す23人への評価

最近のイギリスが世界を驚かせたといえば、EU離脱を問う国民投票離脱派が過半数を超えたことだ。

離脱を促していた議員の詐称や、国民自体の離脱に対する認識の甘さが相まってかなり眉唾ものの投票となっているという見方もできるがやはり、結果として出てしまっているいじょう民意として世界は捉えることだろう。

影響に関しては以下ブログを参照されたし。

www.goodbyebluethursday.com

さて、冒頭でイギリスのEU離脱の話を持ってきてなんのことかと思われたと思います。

今週英国が世界に衝撃を与えたといえばもう一個あるではないですか、EURO2016決勝トーナメント1回戦におけるアイスランド戦での敗戦です。

下馬評は決して高くなかったアイスランドは、グループステージ組み合わせに恵まれつつも強国ポルトガルに対して1−1のドローに持ち込むという大善戦を見せ、決勝トーナメントに乗り込んできました。さらにアイスランドは今大会がメジャー大会初参加すべてに初がつく記録づくしの大会となっており、勢いだけはかなりあるチームでした。

国際大会では一日の長どころか365日ぐらいの差があるイングランドです。

勢いだけのアイスランドに対してイングランドの敗戦などあり得ないと誰もが信じていました。

しかし、結果は1−2。

しかも、4分にルーニーのPKで先制点をあげたあとの逆転負け。

試合後のインタビューでイングランドサポーターは「国民投票EU離脱が過半数を上回ったこと、この試合に負けたこと、イングランドは今週2回も恥をかいた。イングランド国民でいることが恥ずかしい」と語る始末。そんな中イングランド国内メディアは早速今回の23人に対する通信簿と評して3段階の評価を下している。

 

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デル・アリ

間違いなくタレントはワールドクラス、チームの中心になるにはまだ若すぎた。

judge:今後も代表に呼ぶべき

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エリック・ダイアー

アイスランド戦ではいい働きができなかったが、大会を通してチームの中心であり続けたし、あり続けなければならなかった。

judge:今後も代表に呼ぶべき

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カエル・ウォーカー

スパーズのチームメイト、ダイアーと共にベストなパフォーマンスを発揮した。

judge:今後も代表に呼ぶべき

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マーカス・ラッシュフォード

18歳の彼は今大会での定位置がベンチであった。ウェールズ戦でもアイスランド戦でも、もっとプレーをすべきだった。

judge:今後も代表に呼ぶべき

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ハリー・ケイン

もっとも失望した選手だが、フィジカル面でも精神面でも疲れていたことは確か。根気強く使い続けたい。

judge:今後も代表に呼ぶべき

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ナサニエル・クライン

スロバキア戦ではカエル・ウォーカーの代わりによく戦った。

judge:今後も代表に呼ぶべき

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ダニー・ローズ

ローズがいた左サイドはイングランドにとって危険なエリアにはならなかった、しかし、戦術に対して迷いが生じていた。

judge:今後も代表に呼ぶべき

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ジョン・ストーンズ

なぜロイ・ホジソンが彼をファーストチョイスにしないのかが分からない。あとは自信を持てれば有能なディフェンダーである。

judge:今後も代表に呼ぶべき

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ロス・バークリー

とてもいい選手に見えるバークリー、彼が未来で結果を出すのは目に見えている。しかし、今大会は出場ゼロ。なぜ彼を呼んだのか。

judge:今後も代表に呼ぶべき

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ラヒーム・スターリング

シュートに対する自信は揺るぎない、過去にクラブであった移籍もその自信の表れ...才能はものすごい

judge:今後も代表に呼ぶべき

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ダニエル・スターリッジ

怪我を乗り越えての出場。イングランド人で一番ナチュラルボーンなストライカー、しかし役割を確立させる必要がある。

judge:今後も代表に呼ぶべき

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ジャック・ウィルシャー

その才能は誰もが疑うことはないのだが、単純にフィットしなかった。無理だとは誰も気づかなかった。

judge:様子を見守りましょう。

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ウェイン・ルーニー

チームのキャプテン。ピッチ外ではよくやっていた。生き残りたいのであればピッチ内での役割を明確にすべき。

judge:様子を見守りましょう。

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ジョーダン・ヘンダーソン

怪我の影響もあったと思われる。しかし、チームの中での役割を確立することができなかった。

judge:様子を見守りましょう。

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ライアン・バートランド

ルークショウのコンディションが上がってきたら彼の居場所は危ういだろう。

judge:様子を見守りましょう。

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トム・ヒートン

所属先のバーンリーで結果を出すことが全て

judge:様子を見守りましょう。

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フレイザー・フォスター

良いゴールキーパーであるにはあるが、その立場は弱い。

judge:様子を見守りましょう。

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クリス・スモーリング

チームの柱となるディフェンダーにはなれなかった。そういう選手を今のイングランドは必要としている。

judge:様子を見守りましょう。

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ジェイミー・バーディー

ホジソンの戦術にだいぶ迷いを感じていた。大会中にレスターとの契約更新を発表、なんとも言えないタイミング。

judge:様子を見守りましょう。

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ジェイムズ・ミルナー

彼がスカッドに選ばれた理由は彼の経験、多彩さ、プロフェッショナルさ、実際のところは期待の1割も満たすことができなかった。

judge:別れを告げるとき。

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ガリー・ケーヒル

ボールを持った時の不安定さ、コンディションの低調さ。どこをとっても国を代表するディフェンダーではなかった。

judge:別れを告げるとき。

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ジョー・ハート

ハートを選出しないという選択はとても難しいことだが、バートランドにチャンスを与えたほうが良いプレイをするだろう。

judge:別れを告げるとき。

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アダム・ララーナ

彼のサムズアップはいつも勘違いをさせてきた。イングランドにそういう選手は不要

judge:別れを告げるとき。

 

結果。

今後も呼ぶべき:11人

様子を見守りましょう:8人

別れを告げるとき:4人

意外と様子見までの選手が多くて困惑。引導を渡したのは4人だけ、ミルナー、ケーヒル、ハート、ララーナと歳取ってる選手が弾かれてる印象。ハートに関してはイマイチだったから納得。

コメントがホジソンの戦術に言及するものが多く、ホジソンが一番のガンだったという可能性も拭えません。

また、トッテナムの選手が好評を得てるのがクラブの現状を反映してますね。来シーズンもスパーズの躍進は続きそうですね。

 

 

Europa league準決勝、ビジャレアル×リバプールを見る上で知っておくべきこと。

本日、ヨーロッパリーグ準決勝が行われる。

それを見るのに知っておくことを羅列する。

何時キックオフか

欧州では20:05キックオフ、日本では29日4:05キックオフ

どうやって見れるか

リバプールのサポーターに割り当てられたチケットの枚数は2,062枚ですべてソールドアウトしている、会場であるエル・マドリガルのキャパシティは24,890である。

ちなみに日本ではスカチャン0にて29日3:55から放送される。

誰が審判か

スロベニア人の審判ダミール・スコミア(39)が今日の主審を務める。

国際試合では13年前から審判を行っており、UEFAのゲームでも10年間の経験がある。

昨シーズンリバプールがEL敗退となったベシクタシュとのゲームでも笛を吹いており、その時はリバプールエムレ・カンマリオ・バロテッリイエローカードを出している、ちなみにベシクタシュ側にはカードは出ていない。

また彼は2009年のチャンピオンズリーグにてアンフィールドフィオレンティーナを迎え、2-1でリバプールが勝った試合も担当している、その際はリバプール側にはカードは出さなかったが、フィオレンティーナへカードを2枚出している。

この2試合から判断するにアウェイクラブの選手へは辛めのジャッジをしているのが見て取れる。

ビジャレアルの誰を警戒すればいいか

フランス生まれのDRコンゴ国籍のストライカー、セドリック・ヴァカンブは警戒したい。

昨年夏に加入した22歳のストライカーは今シーズン、43ゲームに出場22ゴールを決めている。また全所属のトルコのクラブブルサスボルにおいても40試合で21ゴールを決めている。

ビジャレアルの監督は誰?

マルセリーノ・ガルシア・トラル、33歳から監督を始め、今年で50歳になる。

2006年、スペインの古豪、レクレアティーボ・ウエルパを率いてセグンダでタイトルを獲得したあと、レアルサラゴサへ当時の最高年俸でレアル・マドリーに行ったシュスターの後釜として就任する。

その後、ラシンサンタンデール、セビージャと渡り歩き、セビージャを2012年に首になり、ビジャレアルの監督に就任する。

けが人情報

オリギがエバートンとの対戦時に負傷、これによりベンテケの復帰が濃厚に。

またUEFAのドーピング判定が出ていない、ママドゥ・サコーに関しては今回の試合出れない。

クロップはルーカス・レイヴァコロ・トゥーレマルティン・シュクルテルの3人の中からデヤン・ロヴレンのパートナーを選ばなければならない、またジョー・アレンの中盤での先発が濃厚視されており、スタメン出場を果たせば11月以降初めてのヨーロッパリーグでのスタメンとなる。

通算成績は

今回リバプールは初めてビジャレアルと対戦をする。

その他の情報

リバプールはスペインのクラブとの対戦成績が34試合14勝10分13敗、40得点32失点となっている。

準決勝でスペインのクラブと対戦したのは過去3回。

1976年、UEFAカップにてバルセロナと対戦、1stlegをアンフィールドで1-1の引き分け、2ndlegをカンプノウで1-0と勝利し突破している。

2001年にもUEFAカップバルセロナと対戦しており、1stlegカンプノウで0-0の引き分け、2ndlegはアンフィールドで1-0の勝利を収めている。

2010年にはEL準決勝でアトレティコ・マドリードと対戦、1stlegはビセンテカルデロンで1-0の敗戦、2ndlegアンフィールドで2-1と勝利を収めるも、アウェイゴールで敗戦を余儀なくされている。

 

サコー及びオリギの欠場が大変痛い、CBの方はいいとしてもベンテケがオリギの代わりを務められるとは思えない、厳しい戦いになりそうです。

オリギを怪我させたフネスモリ恨む。

 

6チームの16/17、チャンピオンズリーグの出場が確定

UEFAは16/17シーズンのチャンピオンズリーグへの出場が6クラブ確定したと報じた。

下記のクラブが来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。

リーガ

バルセロナ

アトレティコマドリー

 

プレミアリーグ

レスター

 

ブンデスリーガ

バイエルン

ドルトムント

 

リーグ1

パリサンジェルマン

 

バルセロナは現在リーガにおいて、アトレティコと得失点差で上回り、首位の座にいる。

一方チャンピオンズリーグでは辛酸をなめ、連覇の夢は果たせなくなってしまった。

 

アトレティコチャンピオンズリーグ前回王者を準々決勝でこの大会から排除させた。

現在、チャンピオンズリーグとリーガの2冠を狙える位置にいる、何かを獲得してシーズンを終えたい。

 

ドイツではバイエルンドルトムントチャンピオンズリーグの出場権を獲得した。

バイエルンドルトムントの勝点差は7とバイエルンが優勝をほぼ確実なものにした。

一方2位のドルトムントと3位のバイヤー・レバークーゼンの間には20もの勝ち点さがあり、3位バイヤーレバークーゼンと最下位のハノーファーの間には30の勝ち点差がある。

2クラブのレベルが違うことを如実に表している。

 

レスターは今シーズンとてもミラクルを起こしている。

レスターは2位のトットナムと勝ち点差5をつけている、最も来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得クラブでサプライズだったのがこのプレミアリーグから出場するレスターだろう。

なお、レスターもトットナムチャンピオンズリーグの常連ではない。

 

15/16のチャンピオンズリーグ優勝クラブには16/17のチャンピオンズリーググループリーグから出場できる権利を得ることができる、15/16ヨーロッパリーグの優勝クラブには16/17チャンピオンズリーグプレーオフ出場権を得ることができる。

15/16チャンピオンズリーグ優勝クラブが自国リーグでチャンピオンズリーグ出場権を獲得していた場合は、15/16ヨーロッパリーグ優勝クラブに16/17チャンピオンズリーグのグループステージの出場権を得ることができる。

 

シメオネと11人の仲間たち

アトレティコ・マドリー×バイエルン・ミュンヘン 1-0

 

チャンピオンズリーグ準決勝1stレグがビセンテカルデロンで行われた。

バルセロナを封じて準決勝へ駒を進めたアトレティコベンフィカに辛勝したバイエルン

守備の要であるゴディンが怪我で出場できないアトレティコの守備が若干不安視される。

試合はアトレティコのペースで進む。

試合開始早々、ホームのアトレティコはハイプレスでバイエルンにボール回しをさせない展開。

まったく攻撃の形が作れないバイエルンに対してアトレティコはガンガン前に選手を送り込む。

11分、中盤でボールを受けたサウールがバイエルンの中盤の選手を交わし、更にアロンソ、ベルナトを交わし、PA内に侵入、アラバとのスペースをまたぎフェイントで取り、シュートをゴール左隅に決めて先制する。

サウールの技ありするするドリブルが炸裂してアトレティコが先制。

アトレティコは追加点を上げるべく高めからのプレスを継続するのかと思いきや、今度は一気に引いて守る。

ボールを持てるようになったバイエルンだったがアトレティコの堅牢な守備に効果的な攻撃が展開できずに前半が終了する。

後半もボールはバイエルンが持つも、試合はアトレティコがペースを握る。

リベリを投入し、コスタを右サイドへ、カットインからのシュートも狙える布陣にするもアトレティコの組織的な守備に阻まれる、逆にアトレティコはカウンターからグリーズマン、トレースの二人でシュートまで持っていき、ポストに当たるという場面もあった。

そのまま、試合は終了し、1-0でアトレティコの勝利。

アトレティコの試合巧者ぶりが披露された試合であった。

アトレティコの守備

アトレティコの組織的な守備に関して何がすごかったのか。

バイエルンの強力なサイドアタックを封じるためにシメオネが準備した策が、サイドハーフへのサイドバックのマンツーマン。

バイエルンは右サイドにコマン、左サイドにドゥグラス・コスタを置く布陣。

一方のアトレティコは右サイドのファンフラン、左サイドのフェリペルイスをマンツーマンでつける、守備。

これにより、コマン、コスタの両選手に自由がなく、サイドでボールを受けてもすぐに相手からのプレッシャーがかかる、またパスすらもカットされる展開が続いていた。

またボールがサイドハーフへわたってもサイドバックがプレスをかける、アトレティコの底のコケもしくはガビがすぐにフォローにきて挟み込むディフェンスを行っていた。

センターバックサイドバックの間にかなりのスペースができるがここまで振り切った戦術を採用したシメオネには拍手を送りたい。

バイエルンの攻撃

逆にマンツーマンの守備を引かれたバイエルンはどう対応すればよかったのか。

まず、コマンとドゥグラス・コスタがサイドにこだわりすぎていた点に疑問を投じたい。

マンツーマンでつかれているのだから大幅なポジションチェンジなどを行って、相手を撹乱することもできたはずだ。

後半、リベリ、ミュラーを投入してからはポジションチェンジを行うなど相手にとって嫌なことをしていた、それを前半の半ばぐらいからやれていれば点につながったかもしれない、

また、前述の通りアトレティコの守備は特殊でセンターバックサイドバックの間に広大なスペースが広がっている、そこをつければチャンスができるのだがそこをつき始めたのも後半から、ビダルであったりラームがそこのスペースで受け、チャンスを作り出していただけにもっと早く使えていれば結果は変わっていたかもしれない。

 

シメオネ率いるアトレティコイレブンの巧妙な戦術に対し、バイエルンは選手一人一人がどうすればいいのかを考えずに対応してしまったあたりが、アトレティコペースで試合が進んだ要因かもしれない。

 

"二人のファラオ"がローマを立て直す

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現在のローマには二人のローマとニックネームのついている、選手がいる、それが冬の移籍でモナコから加入したエル・シャラウィと何を隠そうエジプト人のモハメド・サラ―である。

彼らがチームを刺激し、7連勝をセリエAであげ、スクデット争いに再度名乗りを上げるほどになった。

ローマは未だにナポリユベントスの後を追っているが、その中でこのエジプト人の名がイタリア中に轟いている。

この7連勝の中でサラ―は6ゴールを挙げている、またエル・シャラウィは5ゴール、2アシストの活躍ぶりである。

金曜日のフィオレンティーナ戦ではサラ―が2ゴールを挙げ4-1で勝利、3位に順位を上げた、エル・シャラウィもゴールを挙げている。

このことはベルナベウでマドリーという大きな山に挑むローマにとって大きな武器になるだろう。

サラ―の持ち味は爆発的なスピードで1月にリュディ・ガルシアから2度目のローマの監督に就任したルチアーノ・スパレッティの右サイドの攻撃の立て直しに貢献し、より鋭さを増している。

スパレッティは1月のトランスファーが開いている間に就任し、シーズンの前半をモナコで過ごしていたACミランのフォワード、エル・シャラウィを獲得した。

そしてスパレッティはこのオウムに似た髪型の23歳を左サイド起用することに決めた。

そしてこの冬までのエル・シャラウィの境遇をスパレッティはこう語る、「彼はちょっとだけ自分の道を見失っていたんだ、そしてプレイヤーは誰しもそういう時が来るものだよ、彼はそれを払拭するほどの得点力とテクニックを持っている。彼は今、イタリア代表の一員としてユーロに参加する為に自分のポジションを守る必要がある。」

サラ―についてはフィオレンティーナ戦後にこう語った。

「今の彼を止めるのは難しいだろうね」

この2人のファラオマドリードのゴールをこじ開ける可能性は十分にあるだろう、マドリーのディフェンスラインの裏には広大なスペースが広がっている、そして左サイドバックのマルセロは怪我から復帰したばかりだ。

1stレグでもその片鱗を見せた、サラ―とエルシャはマドリーのディフェンス陣に大きな脅威を与えた。

 

ちなみに下記が予想布陣でございます。

サイドバックにコンバートされてから覚醒したかのように活躍していたリュディガ―の離脱がかなり痛い、ロナウドにぶっちぎられたフロレンツィはやり返したいとふつふつとリベンジの機会を狙っていることでしょう、ピアニッチはラジオで「僕らはマドリードで最高のパフォーマンスを披露する」と宣言してくれました、1stlegではイマイチだった彼もやってくれることでしょう、何はともあれ頑張れ。

Szczesny; Florenzi, Manolas, Zukanovic, Digne; Pjanic, Vainqueur, Nainggolan; Salah, Perotti, El Shaarawy

Navas; Carvajal, Pepe, Ramos, Marcelo; Modric, Kroos, Isco; James, Ronaldo, Bale

Crystal Palace 1-2 Liverpool

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クリスティアン・ベンテケのPKがドラマティックな勝利をリバプールにもたらした。

ダミアン・デラニーのチャレンジを受けて倒れたベンテケが冷静にPKを沈め、リバプールに勝利をもたらした。

48分にパレスのジョー・レドリーがゴールを決め、リバプールミルナーは2枚目のイエローを受け63分に退場と劣勢になる。

しかし、72分パレスGKアレックス・マッカーシーの不幸なスリップからロベルト・フェルミーノが同点ゴールを決める。

アラン・パーデュのクラブはプレミアでは12試合勝ちが無い。

 

最後にPKのドラマが待っていた

パーデュはPKの判定を聞いた瞬間、グラウンドにフラストレーションをぶちまけた。

デラニーの膝が、ベンテケの足首にあたり、主審のアンドレマリナーは良い場所にいた副審のアドバイスにより、PKの判定、これがゲームを決めるゴールを導いた。

マッカーシーはミスにより失点を喫していたためにPKを止めることでヒーローになれるチャンスがあったが、ベンテケがゴールを決めた、715分ぶりのゴールだった。

 

多大な損失のキーパーのミス

パレスは2016年勝ち星を挙げていない唯一のプレミアのクラブ。

レドリーがゴールを決めた後なんとか耐えていたがキーパーのミスがすべてを台無しにしてしまった。

ヘネシーの怪我により9月からスライドしてゴールを守ってきたマッカーシー、しかし彼のボールがフィルミーノに渡り同点ゴールを与えてしまった。

 

リバプールの10人が成し遂げたもの。

リバプールは勝ったことによって7位になり、4位のシティとの差は6ポイントとなった。

またリバプールは10人になった後の方がゲームを支配していた。

リバプールはCL争いのステージからは下りたものと考えられていた、しかし、ミッドウィークにシティに3-0で勝利するなどまたステージにあがってきた。

10人のリバプールはパレスよりも2km多く走り、113kmの走行距離を記録した、パレスは111kmだった。

 

マンオブザマッチ:ララーナ

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ララーナはピッチ上の誰よりも走り、またパス成功率も92%を記録した。