アーセナルがバルセロナに勝つ(勝ちに近づく)5つのファクター。
今宵はチャンピオンズリーグ、アーセナル×バルセロナが行われる、そんな中BBCでは「How can beat Barcelona」というタイトルの記事があった。
アーセナルが火曜日にホームでバルセロナと闘う、グーナー誰もが望むのは2011年の2-1で勝利をした試合の再現だろう、しかしバルセロナは昨年、9月にセビージャに負けて以来負けは無い、そして今シーズン3回しか負けていないのである。
メッシ、ネイマール、スアレスを擁するバルセロナに勝つためには全てのプレイヤーが出来得る限りの力を出し、更に相手のミスを突き、幸運がこぼれ落ちてこないといけないのである。そんなチームに対して少しでも勝てる方法があるとしたら、そんなテーマで見て行こう。
球際を厳しく行け。
バルセロナは平均して3.2人、ゲームにおいてイエローカードをもらっているが、バルセロナを倒しているクラブは平均して4.3人カードをもらっている。
アスレティックビルバオは夏のスーパーカップ、そして今シーズンの2つのゲームにおいて10回イエローカードをもらい、そして退場者も出している、セビージャは5回イエローカードをもらい、リーガで勝利を収めている。
バルセロナは今シーズン平均して3人イエローカードを各ゲームでもらっているがバルセロナを倒しているクラブは4人もらっている、このカタルーニャのクラブはハードな試合が嫌いなのかもしれない。
控え選手を多く使う
アトレティコマドリーは過去3年間で唯一、3人の交代枠を使わずにバルセロナに勝ったクラブである、2014年のチャンピオンズリーグ準決勝での出来事だ。
過去バルセロナに勝ったクラブの交代枠の使い方の半分はラスト10分前後でラストの選手を投入、20%が5分前後での投入となっている、この交代の選手が勝敗を決めるかは不明瞭だが、選手交代がバルセロナに対してプレッシャーを与えるのは間違いない。
レバンテを倒した後である。
25%以上、過去3シーズンレバンテに勝ってからのゲームでバルセロナが負ける確立。
今シーズン、バルセロナがセルタに1-4と敗戦を喫したのも、レバンテに5-0と大勝した後、昨シーズンもマラガに負けたのはレバンテに5-0と勝った後、また5-1とレバンテに勝った後はヴァレンシアに敗戦を喫している。
バルセロナは大勝を挙げた試合の後は弱いのかもしれない、2013年から17敗を通算で喫しているが、そのうち8ゲームが大勝を挙げた後のゲームである。
過去3シーズンにおいてバルセロナが喫した敗戦の半分が4クラブによるものである。
もちろん一番勝ち星を挙げているのはレアルマドリーである、しかし、マドリーは今シーズン、4-0と大敗を喫しているので今回は除外する、するとバルサに対して大抵1勝を挙げるクラブは、ビルバオ、ソシエダ、そしてセルタなのである。
主力選手のクオリティ
過去2シーズン、バルセロナにチャンピオンズリーグで勝っているクラブ、バイエルン、パリサンジェルマンにはレヴァンドフスキ、カバーニといった主力選手が上手く働き勝つことが出来た。
そしてそれはアーセナルでいうと、チェフ、エジルそしてサンチェスである。
彼らが常にチャンスを作り出すことが勝つことの近道である。
ちなみにメッシは過去8回の対戦でチェフからゴールを奪ったことがない。
結局アーセナルは勝てるのか。
アーセナルはハードに行けるのか、そこは議論をしなければいけない点である。
ベンチにオプションを持っているのは誰が見ても明らかだ、そしてベンゲルは交代枠を3枚使う傾向にある(過去10ゲームのうち、8ゲームで3枚使っている)
しかし、彼らはセルタやソシエダにはなれない。
そして不幸なことに、エンリケのクラブは先週末、ラスパルマスに2-1と勝利している、そうレバンテに大勝していないのである。
あまり良い傾向は見えていない、そしてアーセナルがもしバルセロナに今日勝てたとしても、次のゲームはカンプノウである、過去、セルタ、ビルバオがバルセロナに勝った後のゲームを見てみると3点以上、メッシ率いるバルサイレブンに点を取られているのである、例にもれず、セビージャも4-0で負けている。
これがBBCに載っている訳ですからイギリスはバルサ戦を楽しんでますね、素晴らしい。
特にレバンテに大勝した後は負けやすいとか、なんていう屁理屈なんだ、そしてそれに該当していないというなんともな記事ですが、こういったことでやんややんや言える、それが楽しいですよね。
もちろん、ガナーズに勝ってほしい、グーナー編集長(勝手なイメージ)で有名なフットボリスタですら、劣勢は認めていますが、ここで何かを起こすのがガナーズでしょう。
ただゲームが壊れる可能性も無きにしもあらずという、これ必見のゲームでしょう。