"二人のファラオ"がローマを立て直す
現在のローマには二人のローマとニックネームのついている、選手がいる、それが冬の移籍でモナコから加入したエル・シャラウィと何を隠そうエジプト人のモハメド・サラ―である。
彼らがチームを刺激し、7連勝をセリエAであげ、スクデット争いに再度名乗りを上げるほどになった。
ローマは未だにナポリとユベントスの後を追っているが、その中でこのエジプト人の名がイタリア中に轟いている。
この7連勝の中でサラ―は6ゴールを挙げている、またエル・シャラウィは5ゴール、2アシストの活躍ぶりである。
金曜日のフィオレンティーナ戦ではサラ―が2ゴールを挙げ4-1で勝利、3位に順位を上げた、エル・シャラウィもゴールを挙げている。
このことはベルナベウでマドリーという大きな山に挑むローマにとって大きな武器になるだろう。
サラ―の持ち味は爆発的なスピードで1月にリュディ・ガルシアから2度目のローマの監督に就任したルチアーノ・スパレッティの右サイドの攻撃の立て直しに貢献し、より鋭さを増している。
スパレッティは1月のトランスファーが開いている間に就任し、シーズンの前半をモナコで過ごしていたACミランのフォワード、エル・シャラウィを獲得した。
そしてスパレッティはこのオウムに似た髪型の23歳を左サイド起用することに決めた。
そしてこの冬までのエル・シャラウィの境遇をスパレッティはこう語る、「彼はちょっとだけ自分の道を見失っていたんだ、そしてプレイヤーは誰しもそういう時が来るものだよ、彼はそれを払拭するほどの得点力とテクニックを持っている。彼は今、イタリア代表の一員としてユーロに参加する為に自分のポジションを守る必要がある。」
サラ―についてはフィオレンティーナ戦後にこう語った。
「今の彼を止めるのは難しいだろうね」
この2人のファラオがマドリードのゴールをこじ開ける可能性は十分にあるだろう、マドリーのディフェンスラインの裏には広大なスペースが広がっている、そして左サイドバックのマルセロは怪我から復帰したばかりだ。
1stレグでもその片鱗を見せた、サラ―とエルシャはマドリーのディフェンス陣に大きな脅威を与えた。
ちなみに下記が予想布陣でございます。
サイドバックにコンバートされてから覚醒したかのように活躍していたリュディガ―の離脱がかなり痛い、ロナウドにぶっちぎられたフロレンツィはやり返したいとふつふつとリベンジの機会を狙っていることでしょう、ピアニッチはラジオで「僕らはマドリードで最高のパフォーマンスを披露する」と宣言してくれました、1stlegではイマイチだった彼もやってくれることでしょう、何はともあれ頑張れ。
Szczesny; Florenzi, Manolas, Zukanovic, Digne; Pjanic, Vainqueur, Nainggolan; Salah, Perotti, El Shaarawy
Navas; Carvajal, Pepe, Ramos, Marcelo; Modric, Kroos, Isco; James, Ronaldo, Bale